病院嫌い。

なんと、先日からてんごさんが風邪をひきまして。幸いにも、インフルエンザ等ではないみたいなので、病院には行かずに済みました。 実はですね、てんごさんの体調不良に対するのが、私は経験不足でして。実際に発熱とかが起きちゃうと、もう どうして良いやら判らんのです。 ですから、その節には皆さんにご指示を仰ぐことになるかも知れませんが、宜しくお願いいたします。<(_ _)>


 えーとですね。私はてんごをあまり病院に連れて行きたくないんですが、それは何も「自然派を目指す」とか「免疫を最高潮まで高める」とかではないんですね。 残念ながら、私はそこまでの教科書的な父親ではないですから。


ではなぜ、病院に連れて行きたくないのか。それは、てんごの行動が常軌を逸しているからなのであります。

 ちょうど一年くらい前には、てんごさんは毎月のように風邪などをひいてまして。鼻水から中耳炎にも何度か
なったこともあるくらいです。 あまりにひどい場合は、病院に連れて行ってたのですが。 そこの病院でのお話。

 何の病名かは忘れたんですが(予防接種かな?)、とにかくてんごさんはそこの病院で初めての注射をするところでした。 小児科の先生も慣れたもので、その子に応じた対応を心得ていまして。暴れん坊のてんごさんが余所見をしているときに、先生はスッと針を刺してくれたんです。チクンとしたんでしょう。無表情で顔を元に戻したてんごさんは、いったん注射を注視して、おもむろにまだ刺さっている注射器を鷲づかみにし、そのまま引き抜いちゃいました。

「!?!?(フリーズ)」


 もうね、一同唖然とはこのことかってくらい、皆さんの時間が止まりましたよ。ホント。先生も顔を引きつらせながら「いやぁ、注射針を抜かれたのは初めてですよ。」と苦し紛れのフォロー。いいえ、先生。うちのてんごが悪いんです・・・・。    その後、勿論二
度目の注射をインサート(看護士さんに肩を押さえつけられながら)。 彼の思考がこれほど解らなかったのは、そのときが初めてでしたよ。とほほ。


  そして他にもね、結構あるんですよ。ほら、あれじゃないですか。彼は暴れん坊さんですから。 そこの病院は小児科がメインのところではないんで、爺さん婆さんが多いんですけど、松葉杖の爺さんに、杖めがけてタックルしたり、何故だか解らないけど、待合室にある絵本を、「どーじょー!」って云いながら、診察中の先生の下に届けに行ったり。 我が子ながら、恥ずかしいですよ。ええ。 みんなが微笑ましく・・・なんてとんでもない。 嘲笑ですよ、嘲笑。 毎度の事ながら、頭を下げ下げ、病院にいる小一時間は過ぎるんです。 結構辛くて。(泪   何の因果でここまで謝らなくちゃいけないのかと。既に一生ぶんを謝った気配があります。

だから、病院には足が向かなくなっちゃうんだよねぇ。