泣き笑い。

**夜中にいきなり起きてきて、黙々と遊びだしたてんごさん。 いくら注意をしようが聞く耳持たず。 半分寝てるからでしょうか。
おもちゃを並べて何やらブツブツと…。聞き耳を立ててみると、
『これがパパ、これがてんご。これはママ。…ママはいない。』

だってさ。 これは私が普段口にする言葉で、息子には強く生きてもらいたいという願いを込めて、また 後々混乱しないように、敢えて説明している事。 大して理解はしていないだろうと思ってたんだけど、意外にも理解はしていたみたいで。

勿論、理解してもらいたいから 説明だって何回かしたわけなんだけど…息子の口から聴くと、正直 罪悪感に似たものも出てきまして。息子を不憫にさせたのは私だと。

でも、事実は事実として受け止めなきゃ、前進も無いわけで。 気分転換に私はネコのトイレのお掃除を……


15分後、私を迎えてくれたのはこんな顔。
狸じゃないですよ、念の為。 棚の奥に使い古しの化粧品があったんでしょう、必死に塗りたくってたみたい。（笑） ちゃんと使い方もわかっるんだな、と同時に、先ほどの彼の言葉がﾌﾗｯｼｭﾊﾞｯｸ。 もしかしたら ママを恋しく感じてるのかなと。


こんなイタズラをして、久しぶりに大笑いしたんだけれど、彼の顔を濡れﾀｵﾙで拭いてるときに、鼻がつーんとね。 私の気持ちが絡まって、笑いながら泣いちゃいました。 なんつーか、 情けねぇなーと。
でも 息子よ、父ちゃんは お前の為に誰よりも頑張るからよ、取り敢えず お前はキチンと成長しとけ。 ママが居ても居なくても、俺はこれからもずっとお前の前に立ち続けるからよ。 かっこいい父ちゃんになるから。 だから、 今はごめんな。 お前に他の子とは違う思いをさせて。
ま、これからも宜しくってことです。


ﾌﾞﾛｸﾞに書くことでは無いと思ったんですが、この文章に共感してくれる方もいらっしゃると思ったんで、みんなへの励ましの意味も込めて書きました。 今現在、皆さんが努力してることは決して無駄にはならない。 だからです。